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博多とロック [books]

 古本屋で見つけて一気読み。

 博多ロック

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 2006年に発行された本なんだけど、心に響く言葉が続々とね。30代〜50代!の博多のロケンローラーたちの現在の声を集めている。もちろん過去があって現在の彼らがいるわけなんだけど、この本のコンセプトとしては過去の栄光を追ってその裏話を掘り下げる事ではなく、年齢を重ねたからこそ言える現在進行形の彼らの言葉が並んでいる。

 「人は心にダイヤモンドを持っている。
     ロックがそれを引き合わせて輝かせてくれる」
 by シーナ

 「夢は見るものじゃない、叶えるもの。そして終わらないもの」
 by 浦田賢一

 40代〜50代でロックに夢中になってるヤツというのは人類初!なんだという金言もあり、俺もなるほど!とまた自分を正当化できる理由が出来たと喜んでいる。40〜50歳でロックンロールに夢中になるヤツなんてもう何十年かしたらごくごく普通になってるかもしれないんだから、今の俺たちはある意味パイオニアなわけで、演ってる方も観てる方もこれは誇るべき事なんじゃない?!

 「日本の大人が聴ける音楽、それがロックンロールであってほしい」
 by 山口 洋

 「赤い血がお互い流れてるから何か必ず響くものがある、それがロック」
 by 森山達也

 ロックと対極にある“生活”という“うすのろ”を乗り越えて、彼らは歌を唄い、ギターを弾き、旅をし続けている。そこにはもちろんある程度“売れる”という要素もあるわけなんだけど、ここに登場するミュージシャンに共通している事は、あまり金の匂いがしないという事だ。森やんみたいにかつてレコード会社興して大失敗という例もあるが・・・。

 好きな事をやり続けていけたら幸せだけど、現実はそうも行かないよね〜なんて声も聞こえてきそうだけど、現実>好きな事ならば、それはそれほど好きでもないって事じゃないのか?

 俺は果たして・・・どうなんだ?

 と、自問自答して眠れなくなってしまうと困るので、酒に酔って眠ってしまう事にするけれども(酒>>>現実)w・・・

 とにかく、こんなにもカッコいい先輩たちの素敵な音楽を聴いて心躍らされる人間でありたいってのが今日のまとめかね。

 「音楽は否定と創造の繰り返しであってはならない。
     肯定と創造の連続ならば何処までも行けるだろう」
 by 大江慎也

 「俺にはこれしかできんから、今までもこれからもロックをやっていくだけ」
 by 柴山俊之

 「次!C のロック!!」 by 鮎川 誠



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イタリアのマフィアの話 [books]

 テレビのない生活も早一ヶ月が過ぎた。最初の頃はFMラジオもよく聴いてたんだけれども、どの番組もそれほど面白くない事に気が付き、最近は専ら音楽を聴くか本を読む毎日。

 そんな中、こないだ図書館で借りてきて以来、あまりの面白さに上下巻あっという間に読み終えてしまったのがコレ。
 『ゴッドファーザー』

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 映画の印象が強いこの作品だがオリジナルはもちろんこの小説。1969年!(僕はまだ3歳)に発表されたこの本が今でも僕の心を惹き付ける。

 読み進んでいくうちにどうしても、ドンはマーロン・ブランド、マイケルはアル・パチーノになってしまうのはしょうがない。映画を観た事があるおかげですごくイメージがしやすかったけれど、映画には描かれていない事も多くて早く先が読みたくて仕方なかった。

 この物語を一言で表すならば、

 イタリアマフィアのはなし〜・・・♪

 このフレーズを有名なこの映画のテーマ曲のメロディーに乗せる・・・
 すごくしっくり来ると思うんだけど、そういうコントを昔、ジョビジョバがやっていたのを思い出したよ。

 そんなわけで、もう一度しっかりとジョビジョバ・・・いや、映画版『ゴッドファーザー』を観直したいな〜なんて思ったものの・・・

 うち、テレビが壊れてるんだった!(涙)

 せめてお正月までに新しいテレビを買いたいぜ。

 懐寒いけどね・・・。


ゴッドファーザー コッポラ・リストレーション DVD BOX



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覚悟のすすめ [books]

 パリーグではシーズン前の下馬評を覆して西武が優勝を決めたけれど・・・セリーグはまだまだもつれそうな予感。

 そんな中、我が阪神タイガースの不動の4番、金本知憲の書いた?!『覚悟のすすめ』という本を読んだ(借りてw、ぴよありがとう!)。

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 「私は、どちらかといえば強くはない人間である。」
 という一文で始まるこの本には、金本の覚悟がつまっている。プロ野球という世界に飛び込んでいく覚悟、レギュラーをとる覚悟、それを手放さない覚悟、広島カープを出る覚悟、阪神タイガースに入団する覚悟、フルイニング出場にこだわる覚悟・・・金本はいつでも覚悟を決めている。

 冒頭の一文、この言葉をさらっと言える人は強い人間だと思う。“覚悟”・・・悟りを覚えると書く。「覚悟を決めた」と言うのは簡単だが、僕なんかは案外すぐにその覚悟がへなへなとしぼんでしまう・・・まさに強くない人間であるが、自分を弱い人間だとは思いたくはないよね(笑)。

 誰がどう贔屓目に見ても弱かった阪神タイガースが、ここまで強く戦えるようになったのは、野村監督、星野監督の手腕ももちろんあると思うけれど、金本が来てくれた事が一番大きい気がするのは僕だけではないはずだ。広島時代にもそうだったはずなのに、阪神に来てからそのキャプテンシーが大きく注目されるのは、タイガースがいかにダメダメなチームだった事の証明か・・・嗚呼。実際、FA宣言した当初は阪神には行きたくなかったらしいからね、弱いからという理由で・・・(悲)。

 広島からFAで出て行く時の話、阪神で2度優勝を経験した時の話、最初の優勝の後、岡田監督に代わって再び低迷の危機に陥った時の話、そして今年2008年の優勝へ向けた覚悟・・・本当に金本が来てくれて良かった。全ての阪神ファンの思いだろう。

 年下だから「兄貴」とは呼べないけれど、尊敬できる人物だ。阪神のみならず日本プロ野球界を背負って立つ男。あとどこまで頑張れるか分からないけれど、金本が引退する時に僕はきっと涙を流すだろう。掛布や和田や八木が引退しても泣かなかったこの僕が!(笑)。

 今シーズンまさかのデッドヒートとなってしまった残り数試合、金本の大爆発を期待しよう。さすれば自ずと栄光への光が見えてくるさ。




↑鉄人の歩み!見ろ!!


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BAND LIFE [books]

 吉田豪がバンドマン20人の音楽人生に切り込んだインタビュー集。相変わらずもの凄く濃密な活字空間がそこに展開されている。

『バンドライフ 吉田 豪

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 まずこのメンツがスゴいね。現在の音楽雑誌だったらまず登場しないメンバー。20年前だったら売上倍増だったかもしれないが・・・(笑)。今だからこそ語れる話の数々、めちゃくちゃ面白いんだけど、ちょっぴり切ない・・・。

 森若香織(ゴーバンズ)
 氏神一番(カブキロックス)
 関口誠人(CCB)
 ダイヤモンド☆ユカイ(レッド・ウォリアーズ)
 水戸華之介(アンジー
 中山加奈子(プリンセスプリンセス)
 阿部義晴(ユニコーン)
 いまみちともたか(バービーボーイズ)
 BAKI(ガスタンク)
 石川浩司(たま)
 サンプラザ中野くん(爆風スランプ)
 サエキけんぞう(パール兄弟
 NAOKI(ラフィンノーズ)
 KERA(有頂天)
 仲野茂(アナーキー)
 MAGUMI(レピッシュ)
 KENZI(ケンヂ&ザ・トリップス)
 イノウエアツシ(ニューロティカ)
 DYNAMITE TOMMYカラー
 大槻ケンヂ(筋肉少女帯)

 それぞれ一世を風靡したバンドの一員として、バンドブームバブルを謳歌していたのか?!と思いきや、案外皆さん苦労してらっしゃる様で・・・吉田豪の確実な知識に裏打ちされた質問に苦笑しながらも真摯に答えるミュージシャンの図が浮かんできて、読んでて楽しくなるね。この中で誰のインタビューが一番印象に残ったかと言われると、難しいところなんだけど、今まであんまり知らなかったという意味ではバービーボーイズのいまみちともたかかな。

 とにかく当時のバンドブームを知ってる人も後追いの人も読んで損はない!

 楽しくも切ないバンドライフ・・・ほとんどの人がまだまだ現役で活躍中だ!!

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ドグラ・マグラ [books]

 昨日は1日休みをもらい家でずっとゴロゴロしていたのだが、クスリのせいか徐々にアタマが痛いのも治まり、午後にはやや元気になってきたので、ちょっと前から読みかけていた本を一気に最後まで読んでしまった。

 夢野久作の『ドグラ・マグラ』・・・どう考えても熱っぽい時に読む本ではないわな(笑)。

 知ってる人は知ってる昭和初期の日本文学の名作なのだが、今まで中々ちゃんと読む機会に巡り会えなかった。しかし実は、中学生ぐらいの時に一度チャレンジしている。

 うちの親父は結構な読書家で、幼い頃から読む本には苦労しなかった。天井に届きそうなくらい本棚にはぎっしりと色んなジャンルの本が並んでいた。覚えているのは、高橋和巳や本多勝一、菊池寛、芥川龍之介や夏目漱石・・・とにかく雑多なジャンルで、ハードカバーの本(全集みたいなの)がぎっしりと並んでいた。そんな中、子供心に異彩を放っているように思えたのが江戸川乱歩と夢野久作の全集だった。江戸川乱歩は「怪人二十面相」よりも「芋虫」や「淫獣」「人間椅子」「パノラマ島奇談」なんかに衝撃を受けたね。大人の本なので全く子供向けに書かれておらず、とても読みにくかった記憶もあるけど、何しろ面白かった(ちょっぴりイヤらしいところも出てくるし)。親父からは特に「これを読め」みたいな強制はなかったので、僕は小学校高学年の頃から中学生にかけて、勝手に面白そうな本を見つけては片っ端から読んでいた。

 で、夢野久作・・・今でもはっきり覚えてるけど、とにかく表紙に書かれたタイトルを作家名の文字がやたらおどろおどろしかった。江戸川乱歩全集の隣で僕が手にとるのを今か今かと待ち構えるように妖しい魅力を醸し出していた。最初に「ドグラ・マグラ」を手にしてしまったのがいけなかったね。途中まで何とか読み進めたものの、あまりの難しさに中坊の僕はあえなくリタイヤ・・・漢字も読めなくてね〜、いつか機会があったら読もうと思ってたらこんな歳になっちゃった。

 昭和10年(1935年)!!に発表されたこの小説、いやぁ恐ろしい。読んでるうちに自分が正気か正気じゃないのかわからなくなってくる。今でこそ精神的な世界がある程度認知されるようになっているけれど、今から70年余前の日本で、どんな受け入れられ方をしたんだろう?宣伝文句としては、

 <日本一幻魔怪奇の本格探偵小説>
 <日本探偵小説界の最高峰>
 <幻怪、妖麗、グロテスク、エロティシズムの極>

 などとうたわれていたらしいけど、どれもあんまり言い表してないな・・・ていうか一言で言い表すのが到底無理な小説なのだ。何しろ”これを読む者は、一度は精神に異常をきたす”と伝えられるぐらい奇妙奇天烈な怪奇小説?探偵小説?推理小説?だもの。読み終わった後も何とも言えない”サッパリしない感”が・・・。

 この『ドグラ・マグラ』の世界をロックに持ち込んだのは大槻ケンヂ率いる筋肉少女帯だ。オーケンも最初はモヨ子と名乗ってたぐらいだしね。

 ♪ドロロの脳髄〜♪

 先日、家に電話した時に「あの乱歩とか、夢野久作の全集ってまだある?」って聞いたら、僕が家を出た後、実家が引っ越しを繰り返すうちに全部売っちまったとの事・・・あぁもっと早く気付いていれば良かったな。


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飲み屋のロック [books]

 世間は明日から3連休・・・でも僕は出張・・・そして全国的に天気は下り坂で、またまとまった雪が降るかもしれんらしい・・・。新幹線に乗らないといけないんだけど、大丈夫かな〜。

 今日は仕事が早く終わったので、地元の図書館へ行ってきた。そこは市内で一番大きい図書館で、本や雑誌はもちろん、CDやDVD、ビデオも割と充実してる。こういう図書館って、学生時代に卒論書くのに通って以来だな。いや〜侮れないわ、図書館・・・もっとたくさん利用しとけば良かった。

 今日借りてきたのは、みうらじゅん氏の本『飲み屋のロック』。いろんな人と酒飲みながら対談したっていう趣向のインタビューものなんだけど、面白いわ。ゲストの顔ぶれがスゴい。いとうせいこう、久住昌之、森若香織、西城秀樹、山田五郎、泉晴紀、池田貴族、安斎肇、サワサキヨシヒロ、遠藤賢司、真心ブラザーススチャダラパー、田口トモロヲ・・・こんな方々とみうらじゅんが酒の勢いを借りて!?しゃべりまくるなんて面白くないはずがない。まだ、最初ちょこっと読んだだけだけど、いとうせいこう氏との対談なんて、ず〜っと眼鏡とロックの話で、しかもそれほど深くない(ある意味深い)・・・ホント飲みながらぐだぐだ喋ってる感があって、僕もその場にいるような感覚に陥った。森若ちゃんのロック観も興味深かったし、やっぱ酒が入ると本音が出るのかな〜。

飲み屋のロック (SOFTBANK BOOKS)

飲み屋のロック (SOFTBANK BOOKS)

  • 作者: みうら じゅん
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 1997/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 僕も酒飲むと語りたがる、俗に言う嫌われるタイプのオヤジなんだけど、飲み屋で「ロックとは何ぞや?」とか「現代日本にパンクは存在意義があるのか?」なんて、高尚な!?話題で議論するのは楽しいよね。あと、野球の話「今年の阪神はここが違う!」とか、「金満讀賣を叩きつぶすにはどうすれば良いか?」なんて話題も酒が進む(笑)。

 そういえば、正月に親戚の家に集まった時に僕の従兄弟の嫁さんが、みうらじゅん氏と美大の同級生だったことが発覚した。やっぱり当時から異才を発揮していたらしい。でも、その従兄弟の嫁さんもちょっぴりエキセントリックな人で、小学校6年生の娘がいるんだけど「今、何にハマってます?」って聞いたら、親子で「二宮金次郎!」だと。その後、二宮金次郎の偉大さを延々聞かされたけどあんま覚えてない・・・。
 二宮金次郎についてはコチラ(笑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%AE%AE%E5%B0%8A%E5%BE%B3

 あとこの図書館、DVDやビデオも充実してるって書いたけど、こんなのも見つけた。

 LORDS OF THE NEW CHURCHの『HOLY WAR 聖戦』とTHE POGUESのドキュメンタリー『COMPLETELY POGUED』のビデオ。DVDで置いてないってところが残念なんだけど、こういう公共図書館って結構ユーザーのリクエストとかに対応してくれるらしいので、これからがんがんリクエストしてもっとライブラリーを充実させる手もあるな。

 せっかく無料で利用できるんだから使い倒さないと!!高い税金納めてる意味がないぜ!?


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