So-net無料ブログ作成

錆びたワゴンは旅路の果てに ['90年代]

 今日、電車に乗っている時のこと、ある駅でシートの端に座っていた俺の向かい側の席が空いた。車内は数人が立っている程度の込み具合、一瞬立ってる人たちの視線がそこに集中した・・・と思ったら、ドアが開くと同時に突進してくる二人の老婆。それは、その容姿からは想像も出来ないほど俊敏な動きで、決着がつくまでに1秒とかからなかった。勝者はでっぷりと太った女性で、敗者の痩せぎすの女性とは全く目を合わそうともせず、「何か文句でもあるの?」と言わんばかりにギロリと車内を見回すとゆっくりとその目を閉じたのだ。

 いやいや久しぶりに緊張感のある席取りゲームだった(笑)。誰かが座っていたポジションが空くとすぐに別の誰かがとって替わる・・・芸能界や売れるロックの世界もそんなもんだろう。そこに座りたい人と別に座らなくてもいい人・・・それでも電車は走り続けるし、目的地には辿りつけるんだろうけどね。

 90年代に良く聴いていたバンドのひとつ、PLAGUESが復活してたみたいだ。こないだ渋谷で深沼くんを見たんだけど、ライブもやってたのね。俺が彼らを観たのは、確か1996年ぐらいのステージだったはずだ。何かのイベントで観たんだけど、音がスカスカで正直ライブよりも音源の方がカッコ良いって思った記憶がある。もっと狭いところで観たかったかな〜。

 俺の好きだった80年代バンドブーム世代から、ひとつ新しい世代のバンドとして、その歌詞やギターのフレーズに痺れてた。今、今年出たベスト盤を聴いてるけれど、やっぱカッコ良いね〜。

 1995年に発表された『LITTLE BUFFALO LULLABY』の1曲目“ブルーズ・フロム・ザ・バスルーム”の歌い出し・・・
 ♪衛星都市へのハイウェイは〜不親切なドラッグストア〜・・・♪
なんてどこの国の事かと思ったもんね。あと、俺の好きな曲で“国境を越えて”という曲では、
 ♪全ての儚く壊れやすい僕らのワイルドな幻想たちを〜・・・やさしく抱えて越えるのさ、あの境界線を〜・・・♪
とか、何だかロードムービーを想起させるような言葉で、洋楽の日本語訳みたいな感じだと思った。

 プレイグスの錆びたワゴンは一旦止まっていたけれど、また再び動き出した。彼らの旅路の果てには一体何が待っているんだろうね。









nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ぼくは大人になった ['90年代]

 正月明けてはや1週間・・・正月気分もそろそろ抜ける頃なんだけど、再び元春ネタで行こう。正月だけに・・・てか?!

 去年の暮れには届いていた
『佐野元春 1990 - 1999 ORIGINAL ALBUM REMASTERED』ボックスセット。

DSC01698.jpg

 '80年代の元春が俺の青春だったとするならば、'90年代の元春とはちょっと距離を置いていたというか、もちろんSee Far Miles Tourとか、Fruitsツアーとか観に行ったのだけれど、'80年代と比較するとそれほど熱心に追いかけていなかった時期であることは間違いない。だから『TIME OUT』から始まるこの'90年代のアルバムも全て金を出して購入してはいたものの、溝がすり切れるほど聴き込んだということはなかった。

 年が明けて、このボックスセットをじっくり聴いてみた。

 当時、20代の頃に聴いた感覚よりもよりリアルに感じるね。“ぼくは大人になった”という曲から元春の'90年代は始まるのだけれど、正直、あの頃の俺はまだ大人になりきれていなかったのだと思う。元春曰くホームアルバムと言うこのアルバムもピンと来なかった記憶がある。

 ところが2010年の今年、40代になった今聴き直してみると・・・深いんだ。リマスターということで音質も格段に良くなっているし、やっぱり元春いいなぁと・・・。
 今日も名曲“君を連れてゆく”を聴きながら、嫁と夫婦生活10周年を振り返っていたよ。大人のためのロックンロール、2000年代の『THE SUN』から『Coyote』に続く新たな地平へまだまだ走り続けるMOTOについて行くぜ。あ〜早くライブが観たいね〜。





nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

僕の前歯を知りませんか・・・? ['90年代]

 先日、十数年慣れ親しんだ差し歯に別れを告げ、心機一転?!今度は2本セットで新しい前歯を入れた。せっかく2本一緒に替えるんだから、ちょっとは小さくしたいな〜と思ったんだけど、噛み合わせの関係もあってそんなに大幅なチェンジは出来ないとの事・・・やっぱりこのチャーミングな出っ歯とは一生付き合っていかなければならないか・・・。

 さて、小さい頃から前歯が特徴的だった僕は、友達から似顔絵を描かれる時も、まず“歯”から描かれるほど素敵で大きな前歯を持っていた。だからと言っていじめられたりからかわれたりすることもなく、僕はすくすくとその大きな前歯とともに成長していったんだ。

 思春期になるとさすがに、「もう少し歯並びが良ければな〜」と思う事もあったけど、逆に?!「これで歯並びが良かったら無敵やんけ!他の男が可哀相やろ〜」と謎の(笑)超ポジティブシンキングで前歯をアピール。見事に二枚目半?(三枚目か・・・)の立場を勝ち取り、それなりに楽しい学生生活を謳歌した。

 もうすっかり僕の肉体及び精神の一部と化した?!この前歯にまさか別れを告げる日が訪れようとは・・・。

 今から十数年前、あの日も今日のような雨上がりの夜だった・・・。当時好きだった女の娘と初めての二人だけのデート、こ洒落たデザイナーズ・バーみたいな所でカクテルなんぞを飲み、さりげない口説き文句で反応を確かめたり・・・まさに恋のゲームが始まった予感。
 終電間近に彼女と別れ、家に帰る電車の中でも将来への妄想がふくらみっぱなし。きっと僕の顔は幸福感で溢れていたことだろう・・・そうあの瞬間までは・・・。

 最寄り駅に着いた僕は、いつものように自転車にまたがり家路を急ぐ。ビニール傘を自転車のハンドルにひっかけ、雨上がりの夜空を眺めながらスピードを上げようとしたその時!・・・

 僕は飛んだ・・・Jump!

 湿った空気の中を華麗に、ディズニーのアニメに出て来る蝶のように舞った・・・

 一瞬、何が起きたのか分からなかった。スローモーションのように顔の真っ正面に迫ってくるアスファルトを避けるのに必死だった。

 気がつくと僕は真夜中の道路にたった一人で倒れていたのだ。顔の右半分がひりひりする。マウンテンバイクの前輪がぐにゃりと曲がり事故の大きさを物語っている・・・ん?事故?
 その横には、やはりぐんにゃり曲がったビニール傘が・・・。そう、僕がスピードを上げようとしたその瞬間、ハンドルにひっかけた傘が前輪に突き刺さり見事なジャックナイフ。誰もいない真夜中の路上で僕は一世一代の素晴らしい前方一回転宙返りを披露したのだ。顔面をしたたかに地面に打ちつけたのは大失敗だったのだが・・・。

 「痛ってぇ〜」と一人ごちて立ち上がる。笑ってくれたり、大丈夫ですか?と駆け寄ってくる人もなく(それぐらい田舎に住んでた)、一人で帰ろうを思ったんだけど、何か違和感がある。おそるおそる舌で確かめると・・・歯がない・・・前歯が一本ない。何度確かめてみても、やっぱり前歯が一本欠けている・・・。

 ♪僕の前歯を知りませんか〜♪
 なんて口ずさんでいる場合ではなかったけれど、まるでコンタクトを落とした人みたいに地面を探る僕。が、真夜中の路上にそいつを発見する事は出来なかった。

 翌朝、歯医者へ駆け込んだ僕にドクターが一言、「うわ!神経出てるやん!痛かったやろ〜!」(関西弁では無かったかもしれないがこっちの方がリアリティある)。僕はと言えば、もちろん一睡も出来なかったのは事実であるが、それは痛かったからではなく、前歯を失った事のショックの方が大きかったのだ。
 差し歯の型をとる時に「元の大きさで、元通りにしてください!」と叫んだ僕。周りの連中には、「せっかくなのに何でちっちゃくせんかったん?」なんて無責任な事を言われるも、それだけビーバーみたいな前歯を大事にしていたのだよ。

 こうして元通りにしてもらったせっかくの前歯だったんだけど、十数年経ってケアが必要になったので、今度は色を揃えるために二本セットの差し歯にすることにしたよ。家に帰って嫁に見せたら、「え、差し歯替えたの?全然わかんなかった」・・・う〜ん、自然だったって事かな〜。



 他人とは思えない・・・w

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

12月だけのクリスチャン ['90年代]

 ♪俺は12月だけのクリスチャン〜
   お祈りとパーティが大好きさ〜
     難しい話は抜きにして〜
       部屋の明かりはつけたまま眠る〜・・・♪

 ラジオからは毎日同じ調子のクリスマス・ソングばっかり。街を歩けば見事なまでに緑と赤にコーディネートされた店のディスプレイ。ふと冷静になると何だかおかしくなってきちゃうこの季節・・・そう、クリスマス。

 イエス・キリストの誕生を祝うのに便乗した1週間後には初詣とか言って、神社やお寺にお参りに行くんだよね。世界には神様が何人もいて良かったぜ。

DSC00468.jpg

 1993年発表のTHE GROOVERSのマキシ・シングル。
 “12月だけのクリスチャン”
 シングルにしてはなかなかヘヴィーな大作だ。

 ”Why do you become Christian only in December?”

 そう言われてもね〜、当時はまだ20代!どっぷりとクリスマスの雰囲気に浸っていたのだったよ。女の子が喜びそうな事を必死で考えて、こ洒落たレストランに気の利いたプレゼント。はぁ〜今思い返すと赤面モノな感じの事をやっていたような気がする・・・。一方でこんな硬派な曲を聴きながら、クリスマスにうつつを抜かすとは・・・やっぱ目の前の欲望には勝てなかったってことか・・・。

 ♪俺は12月だけのクリスチャン〜女の子とパーティが大好きさ〜・・・
  ついでにプレゼントも大好きさ〜・・・
  王道?のクリスマスソングも大好きさ〜・・・





 無宗教である事に誇りを持って、メリークリスマス!!

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

真夏のGood Times Roll ['90年代]

 「いや〜暑いね・・・」

 日本中のあちこちでこんな挨拶が交わされてるであろう今日この頃、暑いのが苦手な僕は休日は家に引きこもりがち・・・になりたいんだけど、仕事という悪魔が僕をこの炎天下に引きずり出す・・・。

 土曜日も外で仕事中、どこからか聞こえてくるブラスバンドの音色・・・近くで高校野球の地区予選をやっていた。暑い中、選手よりもスタンドで応援してる方が大変だよな〜。
 僕は高校時代帰宅部だったので、よくこの時期高校総体予選なんかの応援にかり出されていたのを思い出した。確かクラスごとかなんかでどこに応援に行くか割り振られるんだけど、最初の集合だけ顔を出してそのまま街に繰り出して映画観たり、ゲーセンに行ったりしてたね。この暑い中応援なんてできるかよ〜とか思いながら。

 僕の嫁曰く「夏に生まれた子は夏が好きで、冬に生まれた子は夏が苦手なんじゃな〜い?」

 嫁は7月生まれ、夏に強い・・・というか、なかなかクーラーをつけようとしない。僕は11月生まれ、朝一でクーラーつけようとする(笑)。

 でも夏が嫌いになったのは大人になってからかな?夏休みがなくなったからか?!

 まあ、暑い暑い言っても涼しくはならないんで、何とかポジティブになれるR&Rを聴こうか。

 “真夏のGood Times Roll” / MOJO CLUB

DSC02820.jpg

 ♪Good Times 〜 グッタリするまで
     Good Times 〜 さぁ楽しもう
        Good Times 〜 激しく揺れろ
           踊り狂おう真夏のGood Times Roll 〜 ♪

 94年に渋谷の教会横の駐車場でフリーライブを観た時は5月頃だったけど、かなり暑かった記憶がある。三宅伸治って何か夏が似合うミュージシャンって感じで、麦わら帽子も似合いそう。

 ブギ・ナイト♪


 暑い中、頑張る僕らをたたえよう♪

 さて、今週末は真夏とか汗とか炎天下とか全く似合わないアーティスト・・・The Willardのライブを観に行くんだよね。新ギターお披露目楽しみ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

 ['90年代]

 東京の桜はもう散ってしまったが、僕は今夜も家でお花見♪

sakura.jpg

 義父が送ってくれた桜の盆栽。1週間前まではほとんど蕾だったのに今ではこんなに満開になった。ウイスキー片手に一人花見も乙なもの。

sakura2.jpg

 この盆栽、義父が手づくりで制作しているらしい。もうちょっと小さい鉢で1本だけ植わってるってのもオシャレな感じで若い娘たちにウケるかもしれない?!プレゼントにも最適!なんてね。プロデュースしちゃおうかな〜(笑)。

 高知に住んでる僕の実父母は、数年前にこれと同じような桜の盆栽をもらって、1年目花見を満喫した後、その木を庭に植え替えて、3年ぐらい花見が出来たって言ってた。鉢植えのまんまでも上手くすれば2年目も花が咲く事もあるらしい。

 さて、「さくら」と言って思い浮かぶ曲といえば・・・アレとかコレとか、めっちゃ売れたアイツとか、色々思い出す曲も多いと思うけれど、この曲を真っ先に思い出す人は相当マニアだわ(笑)。



 ま、この曲だと一人花見しながらしっとりと・・・なんて感じではないけどね。

 川本真琴は現在、タイガーフェイクファ名義で活躍中らしいぞ。



nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

サヨナラ ['90年代]

 俗に言う“一発屋”シリーズ(笑)。

 1992年に発表されたGAOのアルバム『Roi Roi』
 シングルで唯一?売れた“サヨナラ”を聴きたくてブックオフでタダ同然にて購入。

DSC02723.jpg

 ♪流れる季節に〜君だけ足りない〜
  はぐれた心の〜足跡を探す〜
  カバンにつめた悲しい幸せ〜
  遠くへ行くほど〜君を思い出す〜・・・

  手のひらから伝わる愛〜心をとかした〜
  名前のない時間の中で〜二人夢を抱きしめてた〜
  何も失くさないと〜信じていた〜
  あの頃に〜・・・♪

 この歌詞を見ただけで口ずさめる人は多数いるはず!実は今回初めてこの曲以外を聴いたけど、正直言ってこの曲が一番いい。僕はカラオケでこの曲を歌うことも多い。なぜなら・・・歌ってて気持ちいいから(笑)。



 中性的なイメージで現れたGAO。当時はね、歌上手いな〜って思ったんだけど、今こうして聴き返してみるとそんなに特筆するほどでもないかって感じ?!もちろん上手なのは上手なんだけどね。それよりも突っ込みどころ満載のファッションが・・・いや、当時はこれで良かったのか(笑)。

 女性にしては声がかなり特徴的で、ハスキーなんだけどよくとおる感じ。嫌いじゃないんだよね〜こういう声。

 GAOのファンサイトによると、
「自分でボイストレーニングをしていた頃、ある日歌っている最中に失神し、翌日目が覚めると声が全く出なくなる。1週間程で声は出るようになったが、以前とは全く違う声になっており、その時に、怪獣みたいな声になったという事で「GAO」というあだ名がつく。」
 というある意味壮絶なエピソードもあるらしい。

 2000年以降はヒップホップ系の音楽も演っていたということだけど、現在はどうなんだろう。

 ↓佐藤竹善という人がカバーしていたよ。



 次回“一発屋”シリーズは大事MANブラザーズバンドで・・・(ウソ)。


nice!(0)  コメント(8)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

La Saison d'amour ['90年代]

 こないだBSを何気なく見ていたら、80年代〜90年代のディスコ特集みたいな番組をやっていて、当時の六本木や新宿のディスコを牛耳っていた人々、オーガナイズしていた人々、フロアで踊りまくっていた人々なんかがたくさん出てきて結構面白かった。やっぱり30男、いや40男としては“クラブ”じゃなくて“ディスコ”でしょ。

 僕が高校3年生〜大学1、2年生辺りの頃、まさに1980年代半ばから90年代初めにかけてはディスコ全盛期だったよね。まあ、もっと前からディスコで踊ってた先輩たちにとってはディスコ=ソウルミュージックかもしれないけど、僕らの頃はミュンヘンサウンド〜ユーロビート、ブレイクダンスなんかが流行り出した頃か・・・大きな鏡の前で一人ブレイクダンスを練習するテクノカットの男の子がたくさんいたな〜。

 合コンした後は必ずディスコ(笑)。今みたいにカラオケボックスなんてなかったし、ディスコのオーラスでチークタイムがあってその後は・・・ムフフ・・・なんて展開もあったりなかったり・・・?!

 そんな80年代〜90年代にかけてのバブルムード全開のアルバムを見つけた。

『ANNIE'S SPECIALS -Katsuya Kobayashi D.J. Version-』

DSC02667.jpg

 1990年に発表された、アンルイスのヒット曲を小林克也のDJトークで繋げた企画ものCDである。小林克也が例の調子で曲紹介?!みたいな事を英語でしゃべりまくり、まるでFMラジオを聴いてるかのような感じで番組・・・じゃなくてCDが進んでいく。そう、今でこそDJって言うとヘッドフォン片手に無言でレコードを回す人ってイメージだけど、僕にとってのDJは「しゃべる人」なんだよ、小林克也とか赤坂泰彦とか・・・。ところでこのCDジャケット、あまりにもダサすぎない?

 アンルイスは、ロックと歌謡曲とアイドルとダンスとを見事に融合させて、一世を風靡したアーチスト。90年代には(今でも?)カラオケ行くと必ず誰かが歌ってみんなが合いの手を入れるという“六本木心中”が売れまくった。当時、日本全国一晩でどのくらい「フゥワッ!フゥワッ!フゥワッ!フゥワッ!!」が叫ばれた事か・・・(笑)。
 
 このDJアルバムは割と静か目の曲が多く入ってるんだけれど、1曲目の“La Saison”は三浦(山口)百恵作詞、沢田研二作曲というドリームチーム的作品だっていうのは今ではあまり知られていない(こたぁない?!)。

 ♪La saison〜d'amour〜・・・♪

 愛する季節?どっかでは発情期って訳されてたけど、フランス語できないからわからないや。
 80年代はロック不毛の時代と当時言われてたけど、ロックの概念が爆発的に広がった時代でもあるよ。クラッシュやピストルズのリアルに間に合わなかった事をすごく悔やんでたけど、振り返ってみれば80年代〜90年代の青春も悪くないかね。

 そんなわけで今度のLIVE YOUNGでは、僕も小林克也みたいな80年代的DJで踊らせるぜい!?・・・しゃべるって事か???

LIVELIVE.jpg

 田舎者の憧れ「六本木」・・・今では全く憧れも何もないけどね。




nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

探してるのにぃ ['90年代]

 ♪紅茶のお酒を〜・・・探してるのにぃず〜っと〜・・・♪

 今やテレビのバラエティ番組やCMで引っ張りだこのYOU、この曲が使われたCMでも自ら出演してたね。元SHI-SHONEN、リアルフィッシュの戸田誠司率いるテクノポップバンド?!FAIRCHILDが1990年に発表した4枚目のアルバム『せかいのうた』。戸田誠司という人は自らミュージシャンとしてデビューする以前に、ジューシィ・フルーツのアルバムプロデュースで業界デビューしてたんだって。ジューシィ・フルーツとフェアチャイルド、確かに音楽性は近い感じがする。

fairchild.jpg

 1990年代初めのYOUといえば、ダウンタウンの「ごっつええ感じ」に篠原涼子とかと一緒に出ていて、もはやアーティストというよりタレントに近い感じになっていたね。フェアチャイルドも悪くなかったと思うんだけど彼女はテレビに出てわいわいやってる方が性に合っていたのかな。このアルバムのスペシャルサンクスにプライベーツの名前があって、そういえば手塚と結婚したのもこの頃だったんだな〜と思い出したよ。



 しかし、この「何かを探す」というコンセプトはロックミュージック、いやあらゆる文化に言えることかもしれないけれど普遍のテーマやね。“探してるのにぃ”では星の下の秘密を探してるけど、だいたいロックは今まで出口とか、自分自身とか、夢とか、明日とか、希望とか、愛とか・・・色んなものを探し続けてきた。そしてそれは、なかなか見つかるものでもないらしい。U2も未だ探し物を見つけていないと歌ってる。

 そんな中、「探し物なんてどうでもいいから踊ろうよ」と歌うのが井上陽水の“夢の中へ”。大麻を捜索する警察をからかって作ったんじゃないか?!なんて噂もあるけど、そんな訳はないだろう・・・でもこの曲がヒットした数年後に陽水も捕まるんだよね〜からかわれた警察の執念だったりして(笑)。



 斉藤由貴バージョンの“夢の中へ”、この人も何か探し続けてる?!。

 僕は・・・探すべきものを探し続けてる・・・のか?!
 いや、こんなモラトリアムみたいな事を言うよりは、つちのことかを探し続けた方がよっぽどロマンチックかもしれないな。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ATOM KIDS ['90年代]

 春一番ったって風強すぎやろ〜。今日も強風、しかも寒いときてるのに春の気配もないよ〜と思ってたら家の前の庭(大家さんのね)に小さな花が・・・梅の一種か桜の一種かよくわからないけれど気付かないうちにしっかりと春の息吹は現れていたんだね。

 話は変わるが、こないだ仕事で漫画家の里中満智子さんの話を聞く機会があった。テーマは「日本のマンガが世界を制した理由」。里中さんは17歳、現役の高校生の頃にプロとしてデビューして以来ずっとトップを走り続けて来た人であり、現在はアメリカ、ヨーロッパ、アジアと世界中の漫画家たちと交流を持ち、「マンガ」の発展に尽力している。

 日本におけるマンガの歴史から、マンガ(コミック)についての欧米との意識の違い、世界への売り込み戦略の裏話などなど、色々興味深い話が聞けてすごく面白かった。

 アメリカのコミックと日本のマンガの違いは、まずその作り方であるらしい。アメリカの場合、マンガ家という職業は存在しない。正確に言うとコミックはそのほとんどが分業制で作られるため、ストーリーを考える人、キャラクターを考える人、台詞を考える人、主人公を描く人、背景を描く人、台詞の文字を描く人など・・・ハリウッドの映画のように多くの人の手によって一つの作品が完成される。しかも評判やコネ?によっては、同じ作品でも第1巻と第2巻では、主人公(例えばスパイダーマンなど)を描く人が違ってたりするらしいのだ。権利関係が相当複雑になりそうだな(笑)。
 日本の場合は一人の作家がストーリーから絵柄からキャラクターからほとんど全てを決定する。売れっ子になるとアシスタントがいくらか手伝うにしろ、その物語に対する自分の世界観を自分の責任で表現しやすいのだ。だから売れる売れないにかかわらず、多くの作品、表現が世間に登場することが可能になる。

 外国人が日本に来てびっくりすることの一つに、電車やバスの中で大人たちがコミック雑誌を読みふけっている光景がある。欧米ではマンガは子供たちのものという感覚なので、日本人の精神年齢を疑うらしい。が、里中さん曰く、日本ではマンガが他の活字文学や絵画などの芸術と同じように多様性を持ち、大人の読者にも対応できるぐらいの教養、面白さが内包されているから、何らおかしい事ではないと。

 最近ようやく欧米にも、日本のマンガが大人にとっても面白いものだということが理解され始めたらしく、日本に来た外国人(映像作家や脚本家、コミック作家連中など)が里中さんに質問するそうだ。
 「なぜ、日本のマンガ、アニメ文化はここまで発展してきたのだろう?アメリカがマンガ文化に対して遅れをとったのはなぜか?」
 それに対する里中さんの答えはこうだ。
 「私たち日本には、手塚治虫がいたからだ・・・」
 色んな背景や歴史を語ろうと思えば語れるけれど、この人の名前でその全て、いやそれ以上を説明できる・・・巨匠と言うには庶民的すぎる!?手塚治虫はやっぱり偉大だった。

 物語を単なる勧善懲悪じゃなくて、悪役にも悪役なりの正義?そうする理由をはっきりと描いた事、主人公が必ずしもカッコいいヒーロー、ヒロインでは無い事、単なるハッピーエンドでは終わらせない事・・・などそれまでのマンガの概念をことごとく覆し、しかもそれを子供たちにも分かりやすいように描いた手塚治虫。SFの部分に目がいきがちだけど、ヒューマンな部分にこそ手塚治虫の果たした功績は大きいのだ。

 1998年に発表されたこのアルバムは『ATOM KIDS 〜Tribute to the King "O.T."』。ロック、ポップ、テクノ、ノイズ・・・様々な分野のアーティストが集った手塚治虫のトリビュート盤。COSA NOSTRA featuring 忌野清志郎、少年ナイフ、CIBO MATTO、細野晴臣、宮沢和史、BOREDOMES、Bloodthirsty Butchers、EL-MALO、筋肉少女帯、佐野元春・・・など。そしてショーン・レノンも参加してるってとこにワールドワイドな評価を感じさせるね。

 鉄腕アトムやらメルモちゃんやら海のトリトンやら、僕らは決してリアル世代じゃないのにしっかりと覚えてるね。アニメのテーマソング以外にもこのアルバム用に新たに作られたトリビュート・ソングも聴き応え充分だ。

 今年は2008年、もう手塚治虫が未来の事として描いていた時代なんだよね。アトムの誕生日は2003年らしいし・・・それでちょっと調べてみたらアトムの生みの親、天馬博士が僕と同い年だった。来年にはハリウッド版フルCGのアトム(アストロボーイ)の映画が公開予定らしいけれど、ちゃんと手塚治虫の世界を表現してくれているだろうか・・・ゴジラとかの例もあるし、期待半分、不安半分と言ったところか!?
 


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。